seastar875のブログ

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夏目漱石「坊っちゃん」の『山嵐』先生は、今もいるのか❔

五木寛之先生の「ソフィアの秋」を紹介してくださった、S先生は、いくつかの名言を残しておられた。その一つがこれであった。『偉い奴と言うのは、悪い奴なんや!』  教室の生徒たちは、皆爆笑した。勿論S先生が、その「偉い奴」には入っていないと、知っていたからだ。山嵐、先生は生徒に人望があるということで,明治以来、語り継がれ、読み継がれてきている。S先生もやはり生徒からの人望は、厚かった。 
ところで 赤シャツ、は教頭だったが、意外にも、これは漱石自身のことだと、後で、漱石は語ったとか。       なるほど、帝大出身で、国費で留学までしている漱石が、さすがに生徒にからかわれることは、考えずらい。 因みに、給与(俸給)も、校長よりはるかに高かったそうである。 坊っちゃんのモデルは、仮に漱石自身だったとしても、それはごく一部分を誇張したものなのだと思う。        
話は飛びますが、漱石の天才性を、疑う方は、ニーチェを、『日本にはニーチェのような人も現われない。』と、今から100年以上も前人に、語っていた、つまり実質、讚美していた、事実を考慮すべきかも知れません。 我々凡人は、21世紀のベストセラーで、「ニーチェの言葉」を見て、やっと絶賛しているのですからね。🐈←これは猫ね。🦊キツネだお🎵ありがとうございます。m(_ _)m reading thanks. 結論→「山嵐先生」は、今もどこかで、孤軍(あるいは、坊っちゃんと)奮闘しておられる。と、信じたいです。🦊